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ビル・ゲイツさんとの共演(?)古い時代のネットワーク環境

 

 1990年ころは、今では当たり前のインターネット環境もなく、社内・構内のネットワーク(LAN)さえもごく一部の企業のそれも一部分だけで運用されているに過ぎない状況でした。


 方向性としては、TCP/IPという通信プロトコルを基盤としたネットワークが主流になるだろうという見通しがあり、この通信基盤の上で社内(ゼネコン)の各種のコンピュータ(NEC・富士通の汎用機、IBMの中型機、DECのVAX,SUNのEWS、PC-9801、Mac.等)を接続しようという試みを私個人の独断で始めました。自由に何でもさせてくれる会社でした(誰も内容を理解していなかったかも)。


 Ethernetですべてのコンピュータをつなぐという試みですが、とにかくPC9801パソコンをネットにつなぐためのアダプターがなんと15万円もしていた時代です。いまのPCにはマザーボードに実装されています。
 そんな中で、パソコン間通信をどうするかについては、MicrosoftのLanマネージャーというネットワークOSベースの”3+Open”を採用しました。当時は、ネットワークOSとして、"NetWare"が大きく先行していましたが、NEC、IBM、富士通、アップルのマルチPC環境では適応できず見通しも立たないことから不採用とした経緯があります。


 そんな状況で構築した社内LANには、多くのネット関連企業(ハード・ソフト)が協力してくれて盛り上がりました。対外的にも情報を発信する機会も多かったのですが、Microsoft社からの申し出で、LANに関わる大がかりなセミナーの講演を依頼されました。その場には、ビル・ゲイツさんも来日して同席したわけです(実はあいさつも交わしていないのですが)。
当時のセミナーのパンフレットが以下の画像です。

松田 英文

2021年3月