代表取締役 松田 英文
24年1月から開始された施工は、25年3月に建築工事が完了しました。
工事費の支払いを完了し建設会社より引き渡しの手続きが終わりました。
オフィス棟はCLT壁柱・鉄骨梁の構造材のハイブリッド構造で、りゅうでんハウス棟(独身寮・子ども食堂棟)は一部に鉄骨材を使用しましたが、ほぼ木造のCLT構造です。
倉庫棟は従来の鉄骨構造で、屋根面に太陽光パネル70kWを設置しました。造園・外構工事が完了後に後日完成写真は掲載予定です。
>>>CLTとは?
Cross Laminated Timber(JASでは直交集成板)
【参考】大阪万博日本館のCLT構造記事(日経XTECH)
工事完了
オフィス棟の内装工事ほぼ完了・ZEB設備の検査
オフィス棟の内装工事進行中
倉庫棟の屋根へ太陽光発電パネルの設置完了
りゅうでんハウス棟(独身寮・食堂)でCLT部材の建て方が概ね完了しました。CLT壁柱には、溝形鋼の柱材が接続されています。
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空撮です。
倉庫棟の進捗状況です。
大垣工業高校建築学科の生徒さんが現場見学に来訪しました。CLTを使用した建物を見るのは初めてでしょう。
オフィス棟の屋根面の床版まで施工完了しました。この上に屋根が設置されます。
3棟の杭基礎打設、基礎フーチング、基礎梁のコンクリート・鉄筋配筋が概ね完了しました。
建設工事の請負会社に、大垣市のTSUCHIYA Corporationに決定いたしました。
建設費の見通しは、家具備品その他の経費を加えると、税別で15億円程度になる見込みです。
工期は、25年1月中の完工を目指して進みます。
2月現在で、地中熱空調に利用される井水のための井戸の掘削を完了しました。深度は130mです。
この1年間での進行状況をまとめて記載いたします。
地元のゼネコン3社に見積を依頼しておりました。23年2月に各社から提示がありましたが、予算を大きく超過する金額となりましたので、設計を一部変更して減額案を作成してセネコンに再見積を依頼しました。
2023年中での決定をめざしております。
2024年1月より1年間の予定です。
当施設のうちオフィス棟は、ネットゼロエネルギービル(『ZEB』)と認定され、環境省による新築建物への補助事業に応募しておりましたが、全国で採択された19件の中に入ることができました。
当施設は、地中熱を利用した空調や、外壁・ガラス・屋根などの外皮についても省エネに対応できる構成といたしました。
また、屋根面には70kW定格出力の太陽光発電設備を設置して使用電力の自家消費に対応します。
実施設計はほぼ完了です。
全体計画としては、事務所棟(木造・鉄骨ハイブリッド)、独身寮・こども食堂棟(CLT木造)、倉庫棟(鉄骨造)の3つに分けて計画中です。大幅に変わることはありませんが、まだ詳細は煮詰まっていません。
独身寮建屋の1階に、こども食堂を設置する計画です。”CLT"については、 日経新聞サイトのCLT紹介動画をご参考に。
→→→→●平/立面計画(案)
→→→→●パース図(案)
こども食堂 イメージ図
敷地の造成工事が完了しました。全体俯瞰動画
当案件の建築設計に関して、岐阜市の大建設計株式会社に業務を委託することに決定しました。今後1年近くをかけて基本計画-基本設計ー実施設計をお願いすることとなります。社内で立ち上げた移転計画委員会とともに協力して実現を目指します。
敷地の造成工事は順調に進んでおり、本年3月に完工予定です。
かねてより懸案だった本社事業所の移転計画の実現のため、現在地より南東方面に約1.5kmの場所に6,500㎡(1,950坪)の土地を購入いたしました。
現在の場所は、社有車駐車場が事務所に隣接していないこと、従業員駐車場がないこと、県道への出入りのアクセスがやや不自由なこと、場当たり的に増築を重ねてきたことなどにより使い勝手が悪くなっていることから移転を計画いたしました。
購入地は農地として使われていましたので、開発許可申請を出して建物が建てられるように造成整備を行い、2022年前半の完成を目指す計画です。
建築計画はほぼ白紙状態ですが、イメージとしては木造の2階建て(事務棟)と鉄骨造の倉庫棟を想定し、参考のために基本設計複数案を私が作成しました。
この通りのプランで進む可能性は低いのですが、何らかの原型があればイメージしやすいと考え作成いたしました。
PLAN-1 :施工グループと事務系グループの事務室を分離して間に中庭を設けて外部空間とした。
PLAN-2:事務室は分離しないで連続した空間にまとめた。
今後、設計事務所を選定し計画を進める予定です。20年10月1日現在で、岐阜市への開発許可申請を完了したところです。11月より造成工事に取りかかる予定です。
りゅうでん株式会社
代表取締役 松田 英文
2020年10月1日