中部電力殿保有の発電所から変電所、民間の工場などを結ぶ送電線設備の建設・更新工事を行っています。国内の送電線網の整備はほぼ完了していますが、発電所の新設や工場などの大量電力消費施設などが作られたときは新たに送電線路が築かれています。
弊社は送電線を配備するための鉄塔の建設から、送電線ケーブルを敷設するための工事を行います。また、定期的な保守も重要な仕事となっています。
重要なライフラインを保持するために高度な技術と品質管理が求められる仕事です。
また、送電線鉄塔を建設するためには、土木的な技術も求められています。
工事事例(太田分岐線)
非常に困難な作業環境下での、鉄塔組み立て、架線高上げ工事
送電工事部の紹介
私達の仕事は大きく分けて二つになります。
★一つは「電気」を運ぶ仕事、すなわち送電線を建設する事です。
現在、家庭や工場で使用されている「電気」は、発電所で作られ、変電所を経由して送られています。
私達はその中で発電所と変電所、または、変電所と需要家設備(工場など)をつなぐ「送電線」を建設しています。
将来の電力消費量拡大に対応するための新設送電線や、既設送電線の立替・増強等を行っております。
★もう一つは、今後の情報化社会を支える通信網としての役割を担う光ファイバーケーブル網を拡充する仕事です。
すでにほとんどの家庭にコンピューターやインターネット・TV電話等がはいってきています。
そうなると現在の通信ケーブルでは対応出来なくなります。
そのために国や地方公共団体・民間企業は、随時光ファイバーケーブル網を布設しています。
私達は光ファイバーケーブルを電柱に架設したり或いは地中に配備する仕事を行っております。
これらの工事に関して設計から施工までのあらゆるニーズにお答えしております。
送電鉄塔のできるまで
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
特別高圧送電線の弊社施工例 -- 奥美濃岐北線(超高圧500kV(50万ボルト))
架空送電(空中を渡す送電線)では、鉄塔、電線、がいし でできています。電圧を高くして電気を送るため、鉄塔で地上から高いところに電線を支えて、がいしで絶縁します。 雷、台風、氷雪、豪雨などのときでも確実に電気を送ることができるように工夫されています。(中部電力殿ホームページより) | ![]() 延線装置 |
![]() 延線作業 |
![]() 鉄塔組立(330tクレーン) |
![]() ケーソン工法による基礎設置 |
![]() |