設置コスト(2020年現在)

住宅用

 

 住宅用は一般的に住宅の屋根部分に設置することがほとんどです。費用詳細については、FAQよくある質問をご参照下さい。
一般的には、太陽電池モジュールの出力である、kW(キロワット)単位での単価が基準とされています。屋根の形式・材料によって費用は異なりますが、安く済む場合は、今や1kW当たりのコストは、18万円を切る場合もあります。5kWシステムだと最低で90万円になります。これを越える提案を受けておいでの方は、弊社にお問い合わせ下さい。ここまで下がる可能性があります。
 一般的な、太陽電池モジュールの出力は、4~5kWが標準です。

 

産業用・大規模

 

 50kW未満の低圧連系システムとそれ以上の高圧連系システムがあります。高圧システムだと、配電線に連系するための変圧器、キュービクルなどの装置が必要となってきます。
 それらの費用を減らし、主任技術者による点検費用を削減するために、モジュールの容量が50kWを越えても、パワーコンディショナで50kW未満に絞って出力する仕組みが一般的になっています(”過積載”と呼ばれています)。モジュール容量が100kW程度まで適用が可能です。
 その方が、コストパフォーマンスが良くなることが知られており、弊社の実績でも97kWモジュール出力を49.5kW外部出力で施工した事例があります。

 ■低圧連系システム(50kW未満)

名称 姿図 単価(\/kW)
太陽電池モジュール 50,000
支持架台 15,000
基礎杭(スクリュー杭) 12,000
パワコン 20,000
ケーブル等   8,000
工事費   40,000
設計・諸経費   15,000
合計   158,000

50kWシステムだと、160千円×50kW≒8,000千円となります。
その他、整備する可能性のある要素は、モニターシステム、監視システム、地盤の整地、防草シートなどの雑草対策費、フェンスなどが上げられます。
これらは発電のために必須のものではありませんが、状況によっては必要となることもあります。
※2020年現在、一般道路に面している場所などでは、部外者が敷地内の設備に接触・立ち入りができないようなフェンスなどの防護設備が必須となっています。

 ■高圧連系システム(50kW以上) 200~500kWシステムのコスト例

名称 姿図 単価(\/kW)
太陽電池モジュール 50,000
支持架台 11,000
基礎杭(スクリュー杭) 10,000
パワコン 20,000
変圧器・連系盤 12,000
モニター・ケーブル等   7,000
工事費   30,000
設計・諸経費   10,000
合計   150,000

500kWシステムだと、150千円×500kW≒75,000千円となります。
その他、整備する可能性のある要素は、監視システム、地盤の整地、防草シートなどの雑草対策費、フェンスなどが上げられます。
これらは発電のために必須のものではありませんが、状況によっては必要となることもあります。
※地盤の状況によっては、スクリュー杭を打ち込めない場合もあります。その場合は、コンクリート基礎となり、割高となります。